山幸彦の妃である豊玉姫。
知覧には豊玉姫のお墓と伝えられる場所があり、豊玉姫を祀った神社がある。
豊玉姫陵
また、豊玉姫陵は、田畑のど真ん中にある。この地は昔より「鍬をいれてはならない」と伝えられた場所。
以前は、木々が覆い茂っていたというが、耕地整理が行われた時も、この場所はそのまま残されたらしい。
道路に案内はあるものの、それと気付き訪れた人は少ないのでは?と思ったが、お賽銭やお供え物もあり来られる方がいることに少し安堵した。
豊玉姫神社
その後、豊玉姫神社へ。
豊玉姫神社は、玉のように美しい子宝に恵まれるという安産の神として、また漁業をはじめ航海安全の神としての信仰が厚いとされている。
元々、知覧城の出城である「亀甲城」の麓に作られていたが、慶長15年(1610年)に現在地に遷座したという。
また、毎年7月。9~10日の六月灯では、全国でも珍しい「水からくり人形」が奉納され、その際は2万人近い観客が訪れるらしい。
赤い社殿と白に近い境内とのコントラストが美しいこの神社は、姫を祀る神社として納得の雰囲気。
知覧は、特攻やお茶で有名なまち。
でも、神話に関連する場所があることも広く知られてほしいものである。
地図
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