鹿児島に伝わる神話を追っていき川辺の飯倉神社へ。ここは神武天皇の母「玉依姫命」が祀られています。
概要
鹿児島神社庁によると
度々の火災のため、記録の多くを焼失しているが、規模が極めて宏大で多数の崇敬者を擁する大社であった諸記録がある。当初開門岳一帯に鎮座されていたが、元明天皇和銅年間に現在の川辺の地に鎮座されたと伝えられる。
また諸文献によれば、往古は現在地の南西約一粁の川辺郷宮村飯倉山に鎮座し、寛元五年加世田郷宮原村より一社、阿多郷宮原村より一社を夫々合祀して飯倉新宮三所大明神と称し、中宮に天智天皇の皇女、東宮に天智天皇、西宮に倉稲魂命の三坐を祀ると伝え、明治四年飯倉魂神社と改称とあり、当時は郷社であった。飯倉山には旧跡が残り、字名は当社に由来する。
尚、境内に県文化財指定の大楠がある。
とのこと。かつては今の場所ではなかったようです。また、毎年7月には御田植祭もあり、ここで奉納される「宮棒踊り」は南九州市指定無形民俗文化財となっています。
社殿
もの凄く綺麗にされています。
砂利に綺麗なあとが…
とても静かで落ち着きのある境内。古き良き日本の空気とでもいいましょうか。。
緑も美しいです。。
雷に割かれた大楠
「宮の大楠」とも呼ばれる蒲生の大楠・志布志の大楠に次ぐ巨木。
樹齢は約1200年。なによりも驚くのが雷に打たれ三つに割けながらも、そのうち二つの幹が生きている事です。
真ん中が枯れた幹でしょうか。。
倒木の危険性からかしっかり固定されています。
まとめ
とにかく雰囲気がよいですね。神社が持つ独特の静かで落ち着く空気感がたまりません。境内で「ぼ~」と過ごすだけでも心がいやされます。そして大楠。ただ大きいだけじゃなくて雷にも負けない生命力と生きる力。あまり知られていないようですが一見の価値はあります。
高齢者障害者のための環境情報
入口に段差が数段あり境内に車いすで行くには担ぐ必要があります。大楠は道路から見ることも可能。駐車場は神社向かい側に10台分ほどあります。
地図
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