史跡 島津斉彬公像:時代を見つめる先見性 急逝が惜しまれた最期の名君 シリーズ鹿児島の銅像を巡る~vol.1~ 地元にありながら、地元の人が素通りしてしまうもの。 そのひとつが銅像だと思っています。 郷土に貢献し、尊敬を集めた偉人たち。 その姿を時には立ち止まって見てみませんか? と、いうことで第一弾は、島津斉彬公の銅像です。 島津斉彬公の歴史 誕生 文化6年(1809年)3月 薩摩藩第... 2016年4月27日
史跡 喜入肝付家墓所(玉繁寺跡):苦難の戦国期から小松帯刀に続くルーツ 肝付家と聞くと二つのイメージが出るのではないだろうか? ひとつは大隅の盟主。そして、もうひとつは小松帯刀(肝付尚五郎)の生家ということである。 喜入肝付家墓所 なお、大隅に君臨した本家肝付家は、戦国期... 2016年3月26日
南九州市観光 【南九州市川辺町】豊玉姫陵と豊玉姫神社:あまり知られていない神話の姫のお墓 山幸彦の妃である豊玉姫。 知覧には豊玉姫のお墓と伝えられる場所があり、豊玉姫を祀った神社がある。 豊玉姫陵 また、豊玉姫陵は、田畑のど真ん中にある。この地は昔より「鍬をいれてはならない」と伝えられた場所。 以前は、木々が覆い茂っていたというが、耕地整理が行われた時も、この場所はそのまま残されたらしい。 道路に案内はある... 2016年3月24日
史跡 指宿市 今和泉散策:まったりプチ旅行気分で ぽっかりと予定が空いた休日。近くにいるからこそ「いつか行こう」と先延ばしにしていた指宿市今和泉へついに出発。篤姫ゆかりの地 駐車場に車を停め、朝から散策開始です。 指宿市 今和泉散策 今和泉島津屋敷跡 まずは、江戸時代に整備された町割を通り、今和泉島津屋敷跡の石垣へ。 松林と海。やはり絵になる風景(テトラポットが。。泣... 2016年3月19日
南さつま市観光 【南さつま市】野間神社・野間岳:ニニギノミコトを中心に皇神を祭る 山道を登って、ある神社にたどり着いた結果、登山までしてしまった話。 野間神社・野間岳 概要 野間神社の創始年代は不明。ただ、社記によると野間岳の山腹に神代の都「笠狭宮」があったとされている。 標高591mの小山ながら古くから山岳信仰の対象となっており、海上から目立つため、特に航海者からの信仰が厚かった。 当初は野間岳の... 2016年3月12日
史跡 玉乃井:日本最古の井戸は唐船峡のそばにある! 伝説の古井戸を訪ねてみました。 玉乃井 概要 神武天皇の祖父、彦火々出見尊(山幸彦)が、なくしてしまった兄の釣り針を探している際、この地で朝夕、井戸を汲んでいた豊玉姫と初めて出会ったといわれています。 その時の井戸と言われているのが、この「玉乃井」です。※そのゆかりからか、この付近の土地は玉井という地区になります。 道... 2016年3月12日
南さつま市観光 【南さつま市】竹屋神社:笠沙宮以降の神話と山幸彦の御陵が伝わる地 鹿児島の神話の地を追いかけて南さつま市の神社へ 竹屋神社(南さつま市) 御祭神 御祭神として ・彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト) ・豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト) ・火照命(ホデリノミコト) ・火闌降命(ホツセリノミコト) を祭った神社。 豊玉姫命以外は、ニニギノミコトの子供たちであり、豊玉姫命は彦火火出見命の奥... 2016年3月10日
史跡 江戸無血開城交渉の地(江戸薩摩藩邸跡) 鹿児島にある場所ではないですが、ゆかりの地として訪ねた場所の紹介です。 江戸無血開城交渉の地(江戸薩摩藩邸跡) 江戸無血開城とは? 江戸無血開城は、1868年3月14日幕府陸軍総裁の勝海舟と新政府軍参謀の西郷隆盛が会談により、江戸を新政府に引渡すということを決めた出来事です。 単純にこれだけ聞けば、ようは戦争をしないで... 2016年3月10日
史跡 生麦事件の真相と現場:生麦事件現場の今は驚くべきことに いつも鹿児島の良い場所、良いものなどをご紹介していますが、今回は番外編で幕末の薩摩に影響を与えた場所を訪ねてみました。 この記事を要約すると ・生麦事件の背景や状況に迫る! ・生麦事件の起きた場所はドコ? ・生麦事件の現場の今は驚きの状況に! 事件の現場と生麦事件碑の場所 まずは生麦事件が起きた場所へのアクセス、住所な... 2016年3月4日
神社 可愛山陵(新田神社):ニニギノミコトの陵墓と子宝祈願でも有名 天孫降臨後の足跡をたどって薩摩川内市へ。 可愛山陵(新田神社) 概要 天上の国(高天原(たかまのはら))から地上へ降臨したニニギノミコトの陵墓であり、鹿児島県内に存在する宮内庁指定の神代三山陵のひとつ。 神代三山陵は、他に霧島の高屋山陵、鹿屋の吾平山稜がある。 皇室の祖先神であるニニギノミコトは、天孫降臨後、後年に川内... 2016年3月3日
南さつま市観光 【南さつま市】笠狭宮跡:日本発祥の地 語り継がれるニニギノミコトの宮 南さつま市に日本発祥の地と呼ばれるところがあると聞き行ってみました。 笠狭宮跡 概要 南さつま市舞敷野地区。 天孫降臨後、黒瀬海岸より上陸したニニギノミコトが居を構えたという「笠狭宮」があった場所と伝えられる場所がそこにある。※「笠狭宮跡」とされる場所は笠沙宮ノ山遺跡にもある。 到着すると日本発祥の地と記された碑があっ... 2016年3月2日
南さつま市観光 【南さつま市】宮ノ山遺跡:神話で伝えられる天孫降臨後の宮はどちらだ? 笠狭宮伝説が残る地へ伺いました。 宮ノ山遺跡 標高240m。笠沙宮ノ山には、ニニギノミコトが初めての宮居である笠狭宮を定めたところという説がある。 概要 以下、【笠沙宮跡案内図の宮ノ山由緒】より 皇孫ニニギノミコトが宮居を定めるべき地を探し求めて吾多の長屋の笠沙の御前においでになり、塩土の翁から領地の献上を受けられ「こ... 2016年3月1日