湧水町の山奥。栗野から霧島に繋がる山道の途中に磨崖仏があるとのの情報。
有名無名問わず、これまでも鹿児島の磨崖仏をこの目で見て、紹介してきた身として興味を持たないわけがない!
と、いうことで今回は湧水町栗野の山奥にある「日添磨崖仏」を訪ねてきました!
・刻まれた時期以外のことは謎に包まれている
・磨崖仏の前の自然が美しい
日添磨崖仏の詳細
日添磨崖仏とはどういったものなのか?その歴史や場所、アクセス方法をご案内
歴史
日添磨崖仏は、寛文4年(1664年)12/11の銘が刻まれていますが、どういう意味でこの場所に刻まれたかは、手掛かりがないそうです。
- かつて六観音参りの参道だったためそれに関係するのでは?
- 島津家の浄土真宗に対する弾圧から隠れて信仰していた隠れ念仏の一種では?
などなど。。いろんな理由を考えてしまいます。
アクセス
県道103号線を栗野方面から霧島を目指し東進します。道が狭くなるのでお気を付けください。
地図
日添磨崖仏 現地レポート
山道をひたすら車で登りたどり着いた案内。ちなみにGoogleストリートビューではこんな感じ⇩
⇩ここを上がっていきます(^^;)
ポイントはピンクの目印です
少し斜面になってます。落ち葉で滑るので気を付けてください。下の写真のちょっと先の右手に大きな岩が見えてきます。
到着したようです。。
よく見てみると。。
!!!
コチラですね。上の溝は何なのか?板のようなものを差し込んで、雨よけや日よけを作っていた??
文字拡大。寛文4年12月11日の銘
風情あり。。
この一帯のみ大きな岩がゴロゴロと
磨崖仏の前は、深い緑と新緑が広がる
足元は水が流れている。。
だれが何の目的で?ここでどんなことをしていたのか?それは謎に包まれたまま。。時だけが経過しています。
まとめ
車が通れるとはいえ山奥にある磨崖仏。この場所にある背景が不透明な分、どこの磨崖仏よりかも神秘的に感じます。
個人的には、阿弥陀様の前に広がる緑の風景や空間が、とても居心地の良いものに感じました。訪れる際は、産中ですので、車の運転、足元などに十分お気を付けください。
それではまた(o・・o)/~