鹿児島県内の摩崖仏をあちこち訪ねていますが、その中でも一番有名な場所と言えば今回ご紹介する清水摩崖仏群のある岩屋公園だと思います。
岩屋公園はキャンプ場などもあり、桜や紅葉など季節の変化も楽しめる公園なのですが、その一角に古い摩崖仏が残されています。
アクセス
鹿児島市下福元町方面と川辺を結ぶ国道225号を走り、案内看板に従って進むと到着です。バスだと最寄りのバス停から30分は歩きますので、車が無難です。
住所
南九州市川辺町清水薬師ノ下
駐車場
約800台
バリアフリー情報
http://www.pref.kagoshima.jp/suisui/pc/area/minamisatuma/18522/
地図
清水摩崖仏の様子
約200基はあるという摩崖仏。残念ながら現在、崖の崩落の危険性から一部通行止めになっています。なので今回は望遠レンズで撮影しました。現地では双眼鏡もほしいところです。
右手の三大宝筺印塔は鎌倉時代のものと言われています。
同じく鎌倉時代に彫られたと言われている月輪大梵字。元々は5つあったそうですが2つは崩れ落ちたと思われます。
直接目の前で見れたら、また違うのでしょうが安全には変えられませんね。。
ただ、がっかりすることはありません。直接、見れる場所もあります。それが明治期の僧 吉田知山による摩崖仏です。
上の写真は「十一面観音像」ですが、同時期に「阿弥陀如来像」や「宝筺印塔」も彫られています。吉田知山はその後、曽於の岩屋観音も彫られたらしいですが、そこでは吉田一円という名で伝わっていますが、同一人物だそうです。
サクラノヤカタの景観
川辺の伝統的な産業「川辺仏壇」の技術を結集し銀閣寺を模して作られた『サクラノヤカタ』
ここの風景はとても素晴らしいです(^^)/
サクラノヤカタでは季節限定でかき氷を提供されてましたので、暑気払いにいただきました!
岩屋公園の紅葉
岩屋公園と言えば桜の時期にかなり多くの人が訪れるそうですが、紅葉の時期も魅力的!ってことで、紅葉の際の記事はコチラから⇩
清魂水
豊富な水量を誇る場所でもありますので、岩屋公園のすぐそばに清魂水と呼ばれるお水を汲める場所があります。
流れ出るお水を手でいただきましたが、とてもやわらかい口当たりのお水です。
水汲みは提示されているルールを守って行いましょう
まとめ
公園を散策するのも、広場で運動するのも、摩崖仏を眺めるのも、川のせせらぎに癒されるのも自由。
少し心が疲れてのんびり過ごしたい時に是非ともどうぞ!
近場のおススメスポット
それではまた(o・・o)/~