各地の特攻基地跡を訪ねてますが、その中でも知覧の特攻平和会館は何回も訪れている場所です。
恐らくこの記事を読まれている方も、大多数が行かれたことがあるのではないでしょうか?
正直、どの季節に行こうと全く関係なく、感じ入るものがある場所ですが、私としてはどうしてもこの季節に行っておかねば!!と、思っていた季節(時期)がありました。
それが、桜の咲く時期なのです。
・桜単体だけでなく戦争の悲惨さを感じながら見よう
・桜を見れる今を大切にしましょう
知覧特攻平和会館とは?
大東亜戦争末期、大日本帝国陸軍航空隊の特別攻撃隊員(特攻隊員)が数多く飛び立った場所で、特攻隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示されています。
特攻の悲惨さを知るうえで最も有名かつ、遺品、資料も多い場所であり、国内外から多くの人が訪れます。
- 住所:鹿児島県南九州市知覧町郡17881
- 電話番号:0993-83-2525
- 営業時間:9:00~17:00※入館は16:30まで
- 定休日:無休
- 入館料:大人500円、小人(小・中学生)300円※「ミュージアム知覧」 との共通券:大人600円、小人400円
- 駐車場 :大型バス:30台、普通車:500台
地図
知覧特攻平和会館の桜
県道27号から知覧特攻平和会館入口へ続く桜並木道を通り駐車場に到着。記念館前も見事に咲き誇っていました!
ご存知の通り、祈念館内はほぼ撮影禁止です。なので、中のご紹介はできませんのであしからず。。しかし、祈念館の周囲にもいろんな場所があります。裏手の方にある三角兵舎とかがそれです。
でもってこちらは祈念館横にある平和の鐘。ゆっくりと気持ちを込めて打ちましょう。。
大きな灯篭、桜の重なりがまた見事でした。。
青空によく映えますね。。
奥にある知覧護国神社も良い雰囲気です。規模は全く違いますが、靖国神社に来ているような雰囲気がありました。
特攻隊員と母の像
私が最も見ておきたかったのは、ここの情景
桜に包まれた隊員とその母
国、戦闘機、特攻隊員、そして母親の想い。それらを桜が覆います。。
自然と涙が出てきました。。この方々の死に対してできることとは何でしょうか?
まとめ
桜の花は、本当に日本人の心に根を張った不思議な花です。桜を見るだけで心を和ませ躍らせることもあれば、精神的に味わうような滋味深さもあわせもちます。
それを強く感じさせる、知覧特攻平和会館の桜、是非とも時期を合わせて一生に一回は訪ねる機会を作ってみてください。
鹿児島県にあった飛行基地
鹿児島県にあった飛行基地一覧です。実際に訪ねて紹介記事を書いた場所は、該当記事にリンクしています。
陸軍飛行基地
海軍飛行基地
水上機
それではまた(o・・o)/~