さてさて、今年も梅雨の時期に入り始め、紫陽花もチラホラと各所で見ることが増えてきました。
ジメジメして嫌な気持ちになりますが、本格的に梅雨に入るとその先にある夏への期待がでてきます。
私は薩摩半島に住んでいるので、夏になると南さつまを目指す習性があります(笑)
海の見える綺麗な風景が好きなので
そこで今回は、夏を先取りして、南さつまの夏の風景をテーマに、坊津や笠沙付近をご紹介したいと思います(^^)/
国道226号を中心に移動
国道226号は、南さつま市、枕崎市、南九州市、指宿市、鹿児島市をぐるりと包むようになっており、南薩巡りに欠かせない道路
特に南さつま市の大浦、笠沙、坊津付近は海沿いの美しい風景にアクセスするために必ずと言っていいほど、使用する道路です。
過去にもいくつか記事をあげていますので参考までに😃
片浦集落の風景
まず訪ねたのは笠沙町片浦の集落
海辺の集落としての雰囲気がとてもよく、ぶらりと歩くのがとても楽しい地域
集落の上まで上がる路地。郵便屋さんは大変だ💦
ちなみに上まで上がりきるとこんな風景が広がります⇩
綺麗な風景です…
ここで閃きました。ああ、これは方角的に季節によっては海側に陽が昇るのではないかと
で、日を改めて早起きして再訪(^^)/
ちと夕暮れっぽい雰囲気ですが早朝です💦ちなみに夕日は海と反対側に落ちる位置関係になります
実に素晴らしい景色。昔はこの日の出が出るころは港周辺もにぎやかだったんだろうなと…
たまたま出会った集落のおじちゃんと談笑すると、「たまに写真を撮りに来る人にはいい場所だろうけど、生活すると大変だよ(笑)車は下において毎日坂道を荷物抱えて行き来したりするんだから」とのこと。たしかにそうだろうな…と。年を重ねればきつくなっていくのもわかる気がします。
昔は賑やかだった港町、今では高齢化と過疎化により静かな朝となってきているのです。
大当石垣群の里
続けて訪ねたのは、大当石垣群の里。
100万個の自然石を積み上げてできているという石垣の集落。
「にほんの里100選」にも選ばれた、日本の原風景が広がる海辺の集落ですが、やはりここも過疎化が進み、住んでいる人も少なくなったそう。さみしさもありますが、運動がてらこの集落を歩くと何故か心が癒される、そんな場所でもあります。
大当港は釣りをされる方々が結構いらっしゃいました
後藤鼻展望所周辺
沖秋目島、地元の方々は枇榔島(びろうじま)と呼んでいます
ここは、車やバイクの撮影をしたくなる場所なんですよね
夏っぽい感じがします(笑)
雨が降ったら現れる落水の滝
後藤鼻展望所から落水展望所方面に向かう途中、道路から滝が見えました
海に直接落ちる滝ですが、下から見るのは海からアクセスするしかありません。
晴天が続くとこの滝は枯れます。かつては平崎港から眺められましたが、崩落により完全に封鎖されてしまったようで、今は見ることができません。
平崎港は何年か前に工事の人にお願いして撮影をしたことがあります。それを記事にしFACEBOOKページにアップしたら、地元の人から「ここは入ってはいけない場所なのに勝手に入って!そういう迷惑行為をされると困るんだ!モラルはないのか!?」と、言った感じでめっちゃ怒られた記憶があります。
ちゃんと許可はとったのですが、確かに通常いけない場所なので、行けると勘違いした人が殺到しては大変です。そういう意味で配慮不足だったと反省しています。
まあ、でも昔のFACEBOOKって、やたらとマウントをとるコメントが多かった気がします。そういう人ほどちゃんと記事の説明を読んでくれていなかったり。。今は平和になりました(笑)
坊津坊泊へ
私にとって夏の代名詞的な風景が広がる場所と言えば、この坊津坊泊!かつて密貿易が行われていた港であったり、あじろ浜への連絡船があることでも有名ですね。
石畳の路地を歩きます
なんでこういう風景って心に刺さるんだろうか・・
日陰で猫がのんびりと
こういうところを浮き輪を持った子供が走っていたら、めっちゃ絵になると思います(^^)/
ちと暑かったのですが上まで集落を歩き回りました
夏の訪れを感じます
まとめ
いかがだったでしょうか?夏がもう待ち遠しくありませんか?
大浦、笠沙、坊津地域の過疎化はより厳しくなっているようですが、地域資源、交流人口という点ではまだまだ可能性がたくさんある地域ではあります。
夏の晴天、梅雨の合間でもよいです。晴れと休みのタイミングが合ったら、是非とも訪ねてみましょう!
それではまた(o・・o)/~