日本遺産 蒲生麓の風景と日本一の巨樹を訪ねて

鹿児島の観光と言えば、桜島を見たり、西郷さんゆかりの場所に行ったり、白熊や黒豚を食べたり……と、いうのが、一般的な観光イメージではないでしょうか?

でも、薩摩半島と大隅半島、そして離島まで含め、南北600kmにも及ぶ、鹿児島県には、まだまだたくさんの魅力あふれる場所があります。

今回はそんな場所の中から、薩摩半島の北部にある姶良市蒲生町の日本遺産にも認定された蒲生麓の武家屋敷通りと、日本一の巨樹をご紹介します。

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日本遺産と蒲生麓とは?

日本遺産は文化庁が認定した、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化や伝統を語るストーリーで、鹿児島では令和元年5月に、県内9市(鹿児島市,姶良市,出水市,垂水市,薩摩川内市,いちき串木野市,南さつま市,志布志市,南九州市)が共同申請した『薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」を歩く~』が認定されました。

 

ちなみに「麓」とは、江戸幕府によりだされた一国一城令(国に城は一つだけ)に対し行われた、薩摩藩特有の外城、内城の概念に基づくものです。本城である鶴丸城を内城とし、県内各地の山城跡の周辺に「麓」と呼ばれる武士たちの生活圏を築き、「御仮屋」「地頭仮屋」といった在地役所を置き、町そのものを城とする外城を形成したのです。

 

「麓」では、屋敷自体も門と玄関の間に生垣を配置し,通りも侵入者の足止めができるような構造を持っていました。また武士達は農耕に従事しながらも、武芸の鍛錬に励み外敵との戦いに備えていたと言われています。

今回訪れた蒲生麓もそんな“まち”でした。なお、蒲生麓の特徴は二つの川を外堀として活用した地理的特徴を有効活用した町割で、その際の道である、西馬場、辻馬場などの道が往時のまま残されています。

そんな歴史的背景も学びながら蒲生麓へ。

訪れたのは陽の傾いた夕暮れ時

差し込む夕陽が武家屋敷通りの雰囲気をグッと引き立てます。

往時の屋敷が完全保護されているわけではなく、時代の変化に適応しつつ昔の町並みを残し、地域の人たちが暮らしています。

近代的なものも自然と町の中に溶け込み、ただ歩いているだけで心安らぐ場所です。

武家屋敷通りの散策をした後は、日本一の巨樹がある蒲生八幡神社へ向かいます。

日本一の巨樹とは?

昭和63年度に環境庁が実施した巨樹巨木調査で、幹周り24.22m、日本一の巨樹として認定されたのが蒲生の大楠。国の特別天然記念物であり、樹齢約1500年を誇ります。

蒲生の大楠は、蒲生八幡神社の境内にあり、この地を治めていた蒲生家初代の蒲生上総介舜清が、保安4年(1123年)宇佐八幡宮を勧請し、建立されたと言われています。

武家屋敷通りから徒歩数分。姶良市蒲生支所北部にある蒲生八幡神社。日本一の巨樹にだけ目がいきがちですが、他の木々も立派です。

しかし、境内の階段を昇り切ったら、日本一の巨樹の圧倒的な存在感に驚きます。

幹周囲には、歩道ができており幹をぐるりと見渡すことができます。しかし、どこから見てもとにかく大きい!!

ここまでの巨樹、古木になると幹に他の植物が自生しています。

また、枝自体が普通の木と同じぐらいの重量になるため、適度に剪定され近年の台風被害からも難を逃れています。こうして守ってくださっている方々がいることも忘れてはいけませんよね。

幹の状態や枝ぶりから凄まじい生命力を感じますね……

境内に夕日が差し込んできました。何十年、何百年とこうしてこの地で静かに生きてきた巨樹。

眺めているだけで時間がゆっくり過ぎていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?実は今回、蒲生麓をご紹介したのは理由があります。と、いうのは、この蒲生麓の武家屋敷通りや日本一の巨樹の素晴らしさをもっと伝えたいという想いもありましたが、先に記述したように鹿児島には、麓と呼ばれる武士が居住した集落が各地に点在しています。

 

また、巨樹という点でも、この蒲生の大楠や屋久島の縄文杉だけでなく、鹿児島県には全国でも有数の巨樹が多数点在する地域なのです。

 

それぞれの麓や巨樹には、その地域に住んできた人たちにより培われてきた、歴史の息吹や生命力というものを感じることができます。

 

そんな各地の麓や巨樹を訪ねるきっかけに、まずは蒲生麓がきっかけになれば嬉しいです。

 

蒲生麓武家屋敷通りの情報

  • 住所:〒899-5302 姶良市蒲生町上久徳2308-1
  • 電話番号:0995-66-3111
  • 問い合わせ先:姶良市商工観光課
  • 営業期間:通年
  • 休業日:なし
  • 交通アクセス:姶良市蒲生支所より徒歩約10
  • 駐車場::20(内バス8台)蒲生観光交流センター駐車場

 

日本一の巨樹 蒲生の大楠の情報

  • 住所:〒899-5302 姶良市蒲生町上久徳2259-1
  • 電話番号:0995-52-9029
  • HP
  • 営業期間:通年
  • 休業日:なし
  • 交通アクセス:鹿児島市市街地から車で約40分。鹿児島空港から車で約30分。姶良市役所蒲生支所から徒歩約5分。
  • 駐車場:20

それではまた(o・・o)/~

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