【日置市】吹上歴史民俗資料館:戦国島津家ゆかりの重要文化財を100円で拝観できる歴史好き感涙スポット

そこそこ歴史が好きな方は、博物館とかに行く機会もあるのでは?と思います。私の場合は、”にわか”なので、そういった展示物を見ながら、「おおぉ!これが当時の・・」と、感心しながら拝観することが多いです。

 

そして、注釈を見て少しがっかりします。

 

複写です

(´・ω・`)

 

複製です

(;・∀・)

 

うん。。でもしようがない。文化財保護の観点からしようがない。。

 

そうは思いながらも現物ってみたいよね。。と、悶々とすることもしばしば。すると先日、そんな悶々がほとんどなく、結構衝撃的な現物を展示されている資料館を発見したのです。それが吹上歴史民俗資料館です!

アクセス

日置市吹上支所裏手にあります。鹿児島市からだと伊作峠を抜けていく形になりますね。

地図

展示物レポート

入口には、ゲーム「戦国無双」の島津義弘公のパネルが!

最近は、ゲームや漫画の影響で県外から若い方も来られるそう。ちなみに通常、見学者がいない場合は入口にカギが掛けられていますので、その場合、099-296-2124にご連絡します。

伊作太鼓踊り

中に入ると県無形文化財「伊作太鼓踊り」の史料や案内が

これ紙で作られているそうで。。凄い方がいるものです。。

各種歴史史料

時代時代のものがずらりと並びます

西南戦争時、吹上近辺から参加された方が秋田の監獄に入れられていた時の記録とか、城山で使われた銃弾とかもあります。※twitterでご紹介されてたりします⇒@fukiage_rekishi 

海蔵院の門(伝)

海蔵院は、島津忠良(日新)公が幼少期に学んだお寺。明治の廃仏毀釈により廃寺となりました。

島津日新公修行の地「海蔵院」跡と伊作太鼓踊りが奉納される南方神社
2017-10-15 01:04
伊作島津家という分家の出ながら、その聡明さで島津家の混乱を収束させ、三州統一、九州制覇への躍進、明治期まで繋がる島津家の礎を築いた島津家中興の祖「島津日新(忠良)公」 幼児期に暴…

展示されている中に

大きな門戸が。。本物と立証するものはないとのことで真意は不明ですが、ロマンがあります。

島津忠良公と運久公の連名により奉納された仏像

島津忠良公は、母常盤の再婚により、相州島津家二代当主運久(忠幸)公の跡を継ぎ、相州家3代当主になりました。その義父との連名が刻まれたこの如来像は、忠良公の息子貴久公が第15代島津本家当主になった年に奉納されたといわれ、戦国島津家の歴史が始まったといわれる重要なポイントになるそうです。

上井覚兼日記

戦国期の島津家家臣 上井覚兼が、天正2年(1574年)から天正14年(1586年)にわたり、九州の動向や島津家の記録などを残したもの。こちらは江戸時代の写本と考えられており、小松帯刀の領内であった吉利郷につたわっていたものとのことです。

島津忠良公が大汝牟遅神社に奉納した箙(えびら)

箙(えびら)とは、矢を入れて背中に背負う武具のこと。三国名勝図会によると、この箙のほかにも鎧などの奉納もあったらしいですが、現存が確認されているのはこの箙のみです。ただ、あまりの状態の良さにビビります。。

ちなみに大汝牟遅神社(おおなむちじんじゃ)についてはこちらを参考に

大汝牟遅神社と千本楠:子授けや願掛け、多く古木に恵まれた神秘的な場所 @吹上
2016-09-18 00:10
日置市吹上町中原にある大汝牟遅神社(おおなむちじんじゃ) 大汝牟遅神社と千本楠 ものすごく神秘的な場所ですが、足を伸ばす人は少ないのかなというこの2つのスポット 大汝牟遅神社の歴史…

島津義久公黒印状

忠良公の孫である第16代島津本家当主島津義久公の黒印が押された大汝牟遅八幡所領目録。天正20年(1592年)の日付から、日置市に伝わる最も古い文書とのこと

島津義久公に関してはこちらを

島津義久公墓所
島津義久公墓所(金剛寺跡・徳持庵跡):分骨埋葬された九州の覇者
2016-06-04 23:24
島津家の中興の祖島津日新公を祖父に持ち、父は薩摩を統一した島津貴久公。 ※出典:http://日本橋相続.東京.jp/blog2/ 島津義久公の歴史 弟たちは、勇猛、智略、戦術に長…

島津歳久公ご位牌

島津四兄弟の中で、智の歳久と評された日置島津家初代島津歳久公。その最後は無念のものとなりましたが、地元からは金吾さぁと呼ばれ親しまれてきました。のちに孫である日置島津家三代常久公が、日置島津家菩提寺にした大乗寺にお墓が建立されます。

その日置で大切にされていた位牌です

日置島津家菩提寺 大乗寺跡についてはこちらを参考に

島津歳久公墓所(大乗寺跡 ):秀吉の侵攻で無念の死を遂げた智将
2015-06-28 18:00
大乗寺は、第15代守護職 島津貴久公の夫人雪窓(ゆきまど)によって、現在の日置市日吉町に建立されました。 文禄4年(1595年)日置島津家3代島津常久が、初代歳久の冥福を祈るため、…

ちなみに歳久公の菩提寺は吉野町にある心岳寺跡(現平松神社)ですが、こちらはまた改めてレポートします

戦国島津関連資料

鹿児島県地域振興局が作成された「戦国島津氏について」がものすごくわかりやすいですので参考にしてみてください。その他、おすすめ書籍をご紹介しておきます。

書籍

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は戦国島津家の史料を中心にご紹介しましたが、ほかにも多数の歴史史料や民族史料があります。

 

この金額で現物史料を観れるというのは、地域の歴史資料館ならではだと思います。是非とも足を運んでみてくださいね!

補足

写真アウトだったのでご紹介はできませんでしたが、南さつま市の「加世田郷土資料館」は無料で島津忠良(日新)公ゆかりの品が観れますし、「歴史交流館金峰」では、300円で旧石器時代から伝わる南さつまの海を通じた交流と暮らしを知ることができます。

 

また、姶良市の姶良市歴史民俗資料館には、島津義弘公の感状や勝海舟の書もありますし、以前伺った「霧島市立国分郷土館」には、西郷隆盛直筆の書などもあります。

 

 

西郷隆盛の書
霧島市立国分郷土館:国分の歴史民俗資料だけでなく西郷隆盛の書なども展示
2016-06-17 00:21
福山で島津忠将公の供養塔を発見後、島津忠将公の墓所を調べに国分を訪ねた。 参考記事:島津忠将公供養塔(七寶塔):義弘公に繋いだ次男猛将伝説。元祖はこの武将 これに関しては、調べてい…

いずれも高くても300円程度ですし人もほとんどいません(笑)実にもったいない・・

 

地元の資料館もいいものですよ!是非どうぞ(^^)/

 

営業情報

以下、吹上歴史民俗資料館の営業情報です

住所

日置市吹上町中原2568番地

TEL

099-296-2124

休館日

土日祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

営業時間

9時~16時30分

料金

大人100円 小人50円

 

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