2024年に突入しました!
新年あけましておめでとうございます。今年も鹿児島よかもん再発見!を宜しくお願い致します!
新年とは言っても新年らしい特別さはなく、平常運転で今回もお出かけ情報をお伝えしたいと思います(笑)
今回ご紹介するのは、南さつま市金峰町にある「亀ヶ城神社」です!(^^)/
亀ヶ城神社の御祭神と由緒
鹿児島県神社庁HPより引用
御祭神
・島津忠良公(シマヅタダヨシコウ)・島津貴久公(シマヅタカヒサコウ)
由緒
九代島津忠国公の長子友久公は生母が側室であったために本家を継がず、田布施・阿多・高橋の領主となりこの亀ヶ城に居を構えた(相州家)。二代運久公に子が無かったので、伊作島津家十代の忠良公は養子となり、二十一歳の永正九年にこの亀ヶ城に入った。公は、桂安禅師・石屋禅師・俊安禅師について、儒学や禅宗等を学んだ。後に薩摩武士涵養の基とされる「いろは歌」となって結実する。
やがて永正十一年貴久公がこの城で誕生し、大永六年には十四代勝久公の要請により島津本家の家督を継ぎ、十五代守護職として父忠良公とともに三州の統一に尽力され、島津家中興の祖と仰がれる。
この徳を偲ぶ麓の人々によって、城跡に神社が建てられ現在に至っている。
境内には、貴久公誕生に纏わり夢にあらわれたとされる二匹の亀石や、産湯を使われたとされる荒神祠等が保存されている。
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亀ヶ城神社の場所は?
尾下南方神社からほど近い場所にある亀ヶ城神社。少し大通りから入ったところにありますが、Googlemapでを使えば比較的たどり着きやすいと思います。
- 住所:〒899-3403 鹿児島県南さつま市金峰町尾下3007
- 地図(GoogleMap)
亀ヶ城神社の様子
手入れが行き届いて実に雰囲気が良い境内
境内には案内板と「大中(貴久)公誕生之地」碑があります。
「両石亀」と呼ばれるものです。夢に現れた両石亀を吉夢と考え庭に置いたところ、嫡男(のちの島津貴久公)を授かったという
貴久公が産湯につかった場所とされる場所にある荒神祠
木々の木漏れ日が差し込む参道はとても神々しい
戦国島津家関連書籍
図説 中世島津氏 九州を席捲した名族のクロニクル [ 新名一仁 ]
島津貴久 戦国大名島津氏の誕生 (中世武士選書) [ 新名一仁 ]
神社の撮影マナーについて
神様のいらっしゃる場ですので、写真だけ勝手に撮って「さようなら」というのは大変失礼な行為(^^;)
きちんとお詣りして撮影させて頂くことをお許しいただくようにお願いしましょう。
また、その際は口頭でお伝えすることがとても大切。住所と名前もしっかりお伝えしましょう。
初詣など大きな神社でお詣りする際は周囲を気にして口頭ではなかなか伝えられないですが、こういった地域の神社では周囲に気兼ねなくお願いすることができます。神様もお話を聞いてくださる余裕があると思います。逆にお願いごとをしないのは自分にとってももったいないと思うのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
島津家ゆかりの神社というだけでなく、神社としての雰囲気や風格が素晴らしい場所ですので、心を落ち着かせるのにも良い場所だと思います!
それではまた(o・・o)/~