今年はソメイヨシノの開花が早いようですね。ぼちぼちと春、お花の季節になりつつあります。
そう、鹿児島で花を見たければ、鹿屋バラ園やフラワーパークかごしまだよね。。
ということで、春到来の兆しも見えた2月の暖かい日に、指宿市山川にあるフラワーパークかごしまを訪ねてみました。
すると、偶然にも主にフラワーパーク鹿児島でしか見られない希少な自然交配種「イズノオドリコ」を観覧することができましたよ!(^^)/
希少な桜『イズノオドリコ』とは?
昭和40年、熱海で造園業をしていたIさんが静岡県伊豆半島の山中で発見し命名された早咲きの桜。昭和50年にIさんは日置市吹上町に移住され、そこでイズノオドリコの若木を育成。その後、病気により十分な手入れができないと考えたIさんは、「手入れができずに荒らすより多くの人に観賞してもらった方が桜も喜ぶ」と、フラワーパークかごしまにすべてのイズノオドリコを移植してもらうことに。Iさんは亡くなられましたが、以降もイズノオドリコは毎年、綺麗な花を咲かせています。
イズノオドリコの特徴
- オオシマザクラ系の交雑種
- 開花時期1月下旬から2月上中旬
- 花色は鮮やかなピンク
- 観賞期間 約1ヶ月
フラワーパークかごしまのイズノオドリコ鑑賞
先ずはイズノオドリコを鑑賞できる場所ですが、フラワーパークかごしまの全体MAPをみると、コンテストガーデンという場所があります。ここになります。
で、実際に行ってみると
奥の花畑付近
イズノオドリコだけじゃなくて、他の花も充実(*´▽`*)
途中にあった一本桜
メジロたちがにぎやかです(^^)/
売店付近から左手、芝生広場への道でも
チューリップもめちゃくちゃ綺麗でした!
せkっかくだから、景色のいい場所も見ないとね!と想い、展望回廊につながるツツジの森を抜けます。ひとつひとつのベンチに味を感じてしまいます。。
竹山と俣川洲(またごし)が見えます。俣川洲は小舟で通れる岩場のトンネルがあるんですよ。
まとめ
今年のイズノオドリコの季節は終了してしまいましたが、早い段階から桜を楽しめる素晴らしい場所ですね。桜というとどうしてもソメイヨシノのイメージが強く、お花見も3月末~4月初旬という固定概念があるのですが、今回こうして、イズノオドリコの開花を見てきて、もっとたくさんの人に知ってほしい桜だなぁ。。と思いました。
もちろん他の花や植物も、丁寧かつ綺麗に育てられている”フラワーパークかごしま”の素晴らしさも体験してほしいです。
フラワーパークかごしまの営業情報
- 営業期間 :9:00~17:00 ※入園は16:30まで
- 休園:12月30日~12月31日
- 住所:鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1611 MAP
- TEL:0993-35-3333
- 公共交通機関:JR山川駅からバスで20分
- 地図(GoogleMap)
それではまた(o・・o)/~