山の中に静かにたたずむ茂頭観音を訪ねて来た

B!

三重野を訪ねた後、せっかくだから以前から訪ねて見たかった茂頭観音を訪ねてみようと五ヶ別府町へ

春らしい陽気の中、気持ちの良い散策になりました(^^)/

注意
※スマートニュースからの購読だと写真がほとんど表示されない場合があります。その際は記事の一番下に表示される「オリジナルサイトを読む」をクリックしてくださいm(__)m

茂頭観音の場所は?

車で近くまで行ける場所ではないので、まずは茂頭公民館から目指します。茂頭公民館に車を停めさせて頂き、そこから徒歩で踏切に向かって坂道を降りていきます。すると踏切の向こうに案内板が

案内に従い、線路横の道を進みます。そして下の写真のところで、左の舗装路に

ひだすら歩きます。距離にして1.5kmぐらいでしょうか…

少しジメジメしたところもあり、暖かくなるとヘビも出てきそう・・

そして、下の案内板が見えたら右にあがっていきます。

  • 住所:鹿児島県鹿児島市五ケ別府町3012
  • 地図(GoogleMap)※茂頭公民館

茂頭観音を目指して

二番目の案内板から上がっていくと、貫が崩落した鳥居と案内板があります。元々、この地にはお寺があったようです。ただ、三国名勝図会にも記載はなく、明確な寺名は不明です。

おそらく地域の方が、藪を払ってくれていたりしてくださっているおかげなのでしょうが、なかなか風情のある道です

見上げると木漏れ日が

そして到着!思ったほど、山道は長くありません

ふくよかで柔らかい、包み込むような印象の観音様。唇がピンクなのは、じめさあのように、どなたかが紅をひいたのかな?自然だったら驚く・・

製作者不明。高さ約1.2m横2mの一枚岩に彫られています。

お花は造花ですが、流石に定期的に生花を供えるのは困難でしょう。恐らく定期的に管理されているのは地元の方でしょうし、そんなに若い方ではないと思います。できうる限りの管理を良くされていると思います。

まとめ

毎度、申しますが、廃仏毀釈が苛烈だった鹿児島において、こういった地域の仏様が破壊されることなく残っているのは大変貴重です。

ただ、その貴重さと裏腹に、こういった地域の文化財は地元の方々の努力で守られてもいます。私が藪漕ぎなどせずにたどり着けたのも、そのおかげなのです。

ただこの先、10年先、20年先はどうなるのか?

いつも考えさせられます。。

それではまた(o・・o)/~

Copyright secured by Digiprove © 2023 takuya noda
最新の記事はこちらから