季節によって変化する日本の四季。こうして鹿児島をあちこち巡るようになってからは、その変化を体感することを大事にしておりまして、これまでも紅葉などを取り上げてきました。
季節はもう春。その走りと言えば梅!ということで、ずっと我慢してきた薩摩川内市の菅原神社、藤川天神の臥龍梅を見に行ってきました!
アクセス
東郷支所方面から阿久根市に繋がる県道46号線を北上すると右手にあります。
住所
鹿児島県薩摩川内市東郷町藤川1263-4
地図
由緒
菅原神社の御由緒は以下の通り
御祭神菅原道眞公は、太宰権帥に左遷された後、猶難を恐れて天拝山に於いて薨じたように装い、身を隠して密かに薩摩に下られた。当神社は、公が出水郡老松庄浦に着岸後、遥々田代村を経て此の地藤川北野で静かに余生を送られたのち薨去され、間もなくして創建されたと伝えられるが、年代については、天正十五年豊臣秀吉の兵火に罹り、文書等悉く焼失したために不詳である。正保四年島津光久公により再建され、文化十二年大改修が行われたのをはじめ、延宝七年、明治八年にも修復されている。 第二鳥居北側の石垣は公の墓所で、かって大きな松があったが、枯れたため現在は新しく杉が植えられている。 明治四十三年十一月四日無格社現王神社他を合祀した。
現地レポート
菅原道真公が自ら植えたとされる梅から垂れ下がった一枝が根付き、次々に株が増え現在にいたったという「臥龍梅」
この日は見ごろ&晴天&日曜日ということもあり大盛況Σ(・□・;)
駐車場は広くとってありましたが、15分ほど待ちました。
で、参道を進むと。。
おおぉぉー(((o(*゚▽゚*)o)))
梅の香りが漂います。。
菅原道真公のお墓
菅原道真公にお墓として伝承された場所には大きな松の木があったそうですが現在は枯れてしまっています。
西郷さんの愛犬ツンの像
上野の西郷さんで有名な愛犬ツン。実は雌犬で東郷町の前田善兵衛という人から譲ってもらったそう。NHK大河ドラマ「飛ぶが如く」にあわせて、鹿児島の各地で銅像を手掛けている中村晋也さんにお願いし建立されたとのこと。
藤川天神の梅
以下は今回堪能した藤川天神の梅です。
まとめ
藤川天神に向かうまでの間も、梅の木が多く楽しませてくれます。正直なところ、今までの人生においてこれほど梅に囲まれたことはありませんでした。
梅見の素晴らしさ、是非とも来年以降、堪能していただきたいです。