【薩摩川内市】旧増田家住宅:入来麓の国指定重要文化財で古き良き日本家屋の素晴らしさを堪能

以前に入来麓を訪ねた折、国の重要文化財である旧増田家住宅が、かやぶきの取り換えメンテナンス中で見学ができなかったので、今回改めて訪ねてみました。

アクセス

JR川内駅からバスで約45分、車で約25分の場所にあり、入来麓武家屋敷群を目指せばたどり着きやすいです。

地図

旧増田家住宅とは?

旧増田家住宅は、明治二年(1869)の廃仏毀釈で廃寺になった延命院の跡地の一部に建てられたと思われ、敷地入口には、明治六年の石敢当が据えられていることから、母屋はこの頃の建築と推定されます。敷地には、母屋のほかに、石蔵と浴室便所、洗い場が建てられています。旧増田家住宅は、薩摩地方の武家住宅である別棟型民家としての特徴を有しており、入来麓で唯一、棟を直行させていることや縁を切って玄関を設けていることなど古い形式が残されています。平成二十二年度からの三カ年かけて実施した保存修理工事では、母屋に当初は茅葺屋根であったことを示す痕跡が確認されたため、修理前の瓦葺から茅葺に復原しました。なお、今回の保存修理工事では、石蔵一階に残る大正七年四月竣工の刻銘などから、敷地内にすべての建物が揃う大正七年から大正十二年までを復原整備年代としています。

現地案内より

現場レポート

まずこの佇まい!

リアル日本昔話ですよ!(((o(*゚▽゚*)o)))

石蔵

二階建てのような三階建ての石蔵

内部は旧増田家住宅の保存修理についての案内や動画が!

お地蔵様

元々はこの地にあった延命院というお寺のお地蔵様で、地元の方々により守られたため、良好な状態で保たれたようです。

破壊された六地蔵塔

他にも少量の遺構が残ります

洗い場

冬場は寒かったでしょうね。。(;・∀・)

浴室便所

五右衛門風呂!!

陶器製の和式便器

他にも水神様とか。。ひとつひとつにちゃんんとご案内がありますね。。

母屋

この雰囲気いいですねー

中に入ると。。

西郷さんの書のレプリカが飾られています(^^)/

まとめ

いかがでしたでしょうか?紹介しておきながらなんですが、正直、写真なんかよりも実際に行ったほうが、はるかに良いです!入来麓全体の観光も含めて是非行ってみてくださいね!(^^)/

 

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営業情報

以下、旧増田家住宅の営業情報です

住所

薩摩川内市入来町浦之名77

TEL

0996-44-4111

営業時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

定休日

月曜日(ただし、月曜日が休日の場合は火曜日)、12/29~翌年1/3

料金

無料

駐車場

薩摩川内市入来支所前の道路向かい側付近にある入来麓武家屋敷駐車場

トイレ

敷地内にあり

それではまた(o・・o)/~

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