鹿児島は国内有数の観光地。温泉あり、歴史あり、自然景観あり、アクテビティあり、農産、畜産、海産物も豊富。離島の力も含めて、素晴らしい場所です。
でも、その地元の資源をどれだけ堪能できているでしょうか?
て、ことで今回は鹿児島の中でも二大温泉施設として有名な指宿へ、地元の人間が宿泊してもメッチャいいんだよ!って、いうものを体験しに行きました!(^^)/
選んだのは休暇村指宿
今回選んだのは休暇村指宿。ではなぜ有名ホテルや旅館がある中、ここを選んだのでしょうか?
指宿休暇村は、元々、国民休暇村として、環境省が 1962年から全国の景勝地を選んで建設した国民の憩いの村のひとつ。現在は一般財団法人休暇村協会により運営されている施設です。
まあ、スタートが国主導となると、お堅い雰囲気を感じてしまいますよね。。そして施設的にも昔の古いままのイメージとかあるじゃないですか?
事前にランチに行ったらこれが違ったんですよ
Σ(・□・;)
アクセス
知林ヶ島に最も近い宿で、指宿市の東に位置します。JR指宿駅から 車で10分ほど。 バスの場合、休暇村指宿停留所で下車。マイクロバスによる送迎もあり。
地図
休暇村指宿のランチ
休暇村指宿では、メインのランチメニューに加え期間限定の特別メニューを提供される期間があります。この時は、一日5組限定の「鹿児島の三大黒肉ブランドの食べ比べランチ」を堪能させていただいたのです!
お刺身に使うお醤油は三種類。お好みで(^^)/
このお肉を。。
ジュワー!っと自分で焼きます。
黒の称号を冠した鶏、豚、牛!鹿児島の畜産をまとめて堪能できる素晴らしいランチでした。ちなみにこのランチには、砂蒸し温泉と館内の温泉利用料が入っていますので、食後の休憩後は温泉でまったり過ごしました。。なんとも贅沢!!
通常、ランチは11:30~13:30(オーダーストップ)でされており、¥1000~¥4000ぐらいでされています。コースによっては、砂蒸し&温泉付きになりますよ♪(^^)/
宿泊レポート&感想
さてさてここからは、宿泊レポートを(*^-^*)
入口&ロビー
入口は昼のランチの時に撮影したものです。写真左側から車いすの通行可能です。
ロビーは開放的な広さ(*´▽`*)
館内は車いすの方も移動できるようにスロープとエレベーターが完備。
カフェも併設!
外のテラスでのんびりすることも♪
お子様スペース&お土産屋さん
お子様スペースもあります。
ちなみにお土産屋さんは、商品を撮影するのは権利的にどうなんだ??と思い控えました。ただ、結構、お芋とか、みかんとか、地域のお野菜、果物も取り扱っているところがいいです。なんというか、こういう本当に地元のもの!って言えるものがあるというのは、温かさを感じます。
足湯 癒流
足湯は9:00~20:00まで。南国リゾート感のある椅子のようなものがいい味を出しています(笑)
お部屋
さて、今回の宿泊では「海側 和洋室タイプ ワイドビュー」
お部屋に入ると。。
おおぉぉーー!!
(^○^)
すんごくいい部屋!!ベッド撮り忘れましたけど、ダブルがふたつの贅沢なベッド!
窓を開けたら、波の音が「ザザァ~」って聴こえます。。
入口の段差は16cmほどかな。
手すりを付けてくれています。さらに椅子があると、高齢者にとっては完璧かも
お手洗いは広々。入口の段差を越えればあとは段差のないフラットな設計
夕飯
夕飯は、宿泊プランの中でいくつか種類があります。今回の宿泊では、「寒ブリの薩摩の黒」となります。前回、ランチでの黒肉が素晴らしかったので、願ったり叶ったりです(^^♪
席に着くと、バイキングの案内もあるわけですが、まずは夕食のコースを堪能したうえで、バイキングに挑むのがマナーというものでしょう※私は勝手にそう思っています(;^ω^)
まずはやや円形の玉手箱重から、以下のお料理が出てきました!
一番右が黒薩摩鶏!お刺身も美味しい!
黒豚は薬膳鍋に投入!!
寒ブリのかつら蒸。寒くなった季節のブリは素晴らしいです!これに山川産の鰹節の出汁をプラスしちゃうんだから美味すぎる。。
鹿児島黒牛のヒレ肉とフォアグラの組み合わせ!互いの濃厚な脂の旨味がほどばしります!!
ここまででもはや大満足なのですが、せっかくバイキングのご提案もあるので行ってみます。
夕食バイキング
バイキングコーナーに行ってびっくり!
うん。。てゆーか凄い。。
て、手作りもなか??(;^ω^)
かき氷!?白熊!!??
下の写真。上は”かからん団子”その下は”あく巻き”
知覧茶に代表される鹿児島茶も多数。。
そして別料金だけど焼酎の(薩摩の)ドリンクバー(笑)
そしてどれも美味しい!!
ごめんなさい。メインがメインなのでバイキングは付け足し程度とナメてました。。いや、手加減なし!ちなみに人がいた場所は撮影してません。。つまりまだあるということです(笑)
砂蒸し温泉 癒砂&温泉大浴場 知林の湯
さて、いよいよ温泉レポートです!まず、砂蒸し温泉は20:30までとなるので注意しましょう。脱衣所で砂蒸し用の作務衣に着替えて、砂蒸し風呂へ向かいます!
なお、砂蒸しについては写真を忘れました。。ごめんなさい。(´;ω;`)なんでもあらかじめスタッフさんに言っておくと撮影してもらえるようです。※いずれにしても、おっさんひとり入浴で写真をお願いするのは気が引けました(苦笑)
砂蒸しが終わると専用の入口から砂を落とす洗い場に入り、作務衣を脱ぎ砂を洗い流します。この時、少しでも砂をまとった状態で温泉の洗い場に行くと、他の人の迷惑になりますので、きっちり洗い流しましょう!
そして大浴場です!床面は滑りにくい畳!人がいなければゴロゴロできます!!
あと、椅子がすべて高めなのがいいですね!低い椅子は立ちにくいんですよ。
露天風呂は海側から波の音と海風が届きます。心地いい~♪
温泉内、浴室、脱衣所の撮影は通常アウトとのこと。今回は指宿休暇村様に「他のお客様がいない時なら」ということで、特別に撮影させていただきました。
整体 まきの
ご飯を食べ、温泉も堪能したあと、トイレを探しロビーをうろつくと怪しげな場所を発見!トイレマークが右上にあるのにその下には”営業中”?
うん??
トイレが営業中??まさかね笑
(;^ω^)
近づくと、やはり違うようである。。 当たり前か(笑)
この温泉と整体の組み合わせというのは面白そう。。と、いうことでお邪魔してみます。※ちなみにトイレは整体入口の左側に歩いて行くとあります。
院長の牧野氏
中から現れたのは院長の牧野氏。20代後半とお若いですが、病院勤務の経験があり、人間の自然治癒力を最大限に活かす「オステオパシー」という施術を神戸や海外からの講師から学んでおり、人体解剖に関する知識も凄い。。
爽やかな笑顔ですが「なんで指宿で??(゜o゜)」ってレベルの人です。
元々、指宿に縁があったのもあるとのことですが、指宿の温泉が持つ効能に自身の技術、知識を活かした整体をプラスすることで、観光の方にも地元の方にも心身ともに健康に過ごしてほしい。。という想いがあったそう。
また、指宿のまちづくりにも関心があったとのことで、地元の事業所との連携やプランも多い、休暇村指宿での出店は願ったり叶ったりだったらしい。
そう聞くと当然ながらお願いしてみたくなる。。
(*^-^*)
施術
心地の良いBGMが流れる中、こちらの身体不調などを聞いてくださいます。で、実際に体の状態を確かめ、今度はこちらの身体と対話するかのように施術が始まりました。。
そして。。
あっという間に
気を失ってしまう(笑)
※個人差あり
温泉効果もあるのでしょうが
本当にすごい!!
(゜o゜)
私は日頃の記事書きがたたり、腕や肩のハリが強かったのですが、自分でもかなりハリが軽くなったのがよくわかりました!
「市内中心部でもやれるんじゃないですか?」と、問えば「指宿でやること、温泉との融合が大事」なんだという。指宿愛と温泉愛に溢れた院長です(笑)
これからも度々お邪魔させてもらいましょう(^^♪
早朝温泉と部屋からの風景
翌朝、早朝5:00から温泉に入れるため早起きして温泉へ(^^)/
寒い日の露天風呂は身体にしみます!寒風もなぜか気持ちいい!
お部屋の景色はこのように。。
朝食バイキング
7:00からは朝食バイキングへ(^^)/
パンや洋風のおかずが並べば。。
フルーツ&スイーツ系も豊富♪
ヨーグルト、グラノーラ、パンケーキ、スムージー(^○^)
サラダやベビーフードも!(アレルギー特定原材料7品目、着色料、保存料、香料は無使用のものを厳選)
和食も多数!
人がいて撮影できなかったブースに和食が盛りだくさん!とりあえず一回目とってきた分を撮影!
地域や事業所とも含めたコラボ企画
休暇村指宿が素敵だなー!と、なによりも感じたのがこの観光企画。地域の事業所とか自然とかを活かして、連携をとった観光企画を提案しているんですね。
観光ってまた来たい!って思えることが大切だと思うんですが、昔ながらの宿泊施設は、自己の施設ですべてを完結させるように、企画も飲食もなにもかも宿泊施設内に囲いこんじゃう。つまり、その土地を知ったり、体験したりする機会を奪っているんですね。
それって地域の観光じゃなくて、宿泊施設の観光になってしまう。それじゃあ飽きちゃうじゃないですか。
まとめ
久しぶりの長文となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?休暇村指宿、こうして知るまでは私自身、正直イメージとして失礼なのですが「古い」「野暮ったい」そんなイメージがありました。
知らないだけの先行的なイメージです。
そのイメージでどれだけ損をしていたのでしょうか。。こうして直接、宿泊して発見できたことがたくさんありました。
地元だからこそわかる素晴らしさもあれば、観光客にわかる素晴らしさもあります。是非とも機会を作って、まずはランチからでも、温泉だけでも訪ねてみてくださいね(^^♪
営業情報
以下、休暇村指宿の営業情報です。
住所
指宿市東方10445
TEL
0993-22-3211
HP
駐車場
普通車は100台ほど停められるという広々スペース。入口そばに妊婦さんや障害のある方向けの駐車場もあります。
営業時間
大浴場:11:00~20:00(大人:510円 子供:310円 幼児:210円)
砂むし温泉:11:00~20:00(大人:1,080円 子供:620円(子供は、小学生))
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