島津重豪公の命により甲突川にかけられた5つの石橋のうち3つを移設した公園である石橋記念公園(敷地内には博物館もある)
平成5年の8.6豪雨により「武之橋」と「新上橋」が流失し、残った3橋である玉江橋、西田橋、高麗橋が移設されています。
今回はそんな石橋記念公園(西田橋周辺)の早朝の姿をご紹介したいと思います(^^)/
石橋記念公園の詳細
多くの方が車で訪れるパターンが多いと思いますが、駐車場の時間は決まっているので注意が必要です。
石橋の歴史
前述したように、元々は江戸時代に島津重豪公の命で、肥後の名工 岩永三五郎により、玉江橋、新上橋、西田橋、高麗橋、武之橋が鹿児島の街には架けられ、通称「五石橋」として長く都市景観の中で使用され市民い愛されてきました。
ところが1993年の8.6豪雨災害で「武之橋」と「新上橋」が流失。市街地も冠水し多大な被害が出ました。これに伴い、河川工事と文化財保護の観点から、残った3橋の移設が検討され、現場単位でも大きな混乱を招きつつ、移設は行われ、現在の石橋記念公園が誕生しました。
なお、個人的にはこの時の移設がなければ、近年の豪雨で橋は流失していた可能性もあったと考えていますし、市街地への冠水被害も出ていたと思っておりますので、苦渋の決断と実行を行った関係者の方々に深く感謝しています。
住所
鹿児島県鹿児島市浜町1-3
博物館定休日
毎週月曜 祝日の場合はその翌日
料金
無料
交通アクセス
【電車】鹿児島駅から徒歩15分
【車】鹿児島ICから約12分
駐車場
100台 無料 ※入出庫&停められるのは9:00~17:00まで
地図
高齢者・介護者向け情報
博物館情報含む
・障がい者用P ○
・車椅子対応EV ○
・車椅子貸出 ○
・車椅子対応スロープ ○
・車椅子対応トイレ ○
・点字案内 ○
・音声案内 ○
・オストメイト ○
・オムツ交換台 ○
早朝の石橋記念公園
なんで早朝に訪れたのか?それは、この記事を書いている9月ごろの日の出の方向が、桜島のやや北部側だったため。
なんで、その位置にこだわったかというと、なんとなく石橋と桜島の位置関係とか、いい感じで見える構図になるんじゃないかな??と、いう安直な直感です(笑)
到着すると、少し秋の気配を感じる朝焼け。これは期待できそうです。
欄干にスポットを当てて
欄干より朝日を待つスズメ
博物館前のお花と西田橋
そして、ゆっくりと日が昇り始めます。。
石橋のアーチにスポットを当てて
石橋のアーチ部と水面の共演(*´▽`*)
早朝は水の流れがないのですが、おだやかな水たまりのような水面に映し出された空の色が気持ちが良いです。
アーチ部よりのぞき込む風景
御門にスポットを当てて
よくブライダルフォトで使われる場所。朝日が差し込むとまた雰囲気がいい
桜島を望む
ちょっと雲が多くなりましたので心配していたのですが。。
むしろ雲のおかげで風情のある写真が撮れました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?少し、早朝に行ってみたくなりましたでしょうか??
10月中旬ぐらいには、日の出が桜島のてっぺんになるダイヤモンド桜島もおがめるかもしれません。
時間や季節による風景の変化、そして150年以上の歴史を持つ石橋の素晴らしさを感じに訪ねてみてくださいね!
それではまた(o・・o)/~