唐突ですが、甲冑というのは、なんとも言えない魅力があるもので、私自身も甲冑にあこがれ以前に装着する機会を得たことがあります。
ただ、装着をしただけで、気持ちが高揚する…
そんな魅力的(個人的に(笑))な甲冑を身にまとい、イベントなどでかつての薩摩武士の勇壮な姿を再現されようと奮闘されている方々がいらっしゃいます。
それが今回ご紹介する薩摩日置鉄炮隊と薩摩甲冑隊の皆さんです。
薩摩日置鉄炮隊や薩摩甲冑隊は有志の方々により結成され、それぞれ薩摩に伝わる歴史や文化、精神、所為所作など多くの知見を今に伝える活動をされています。
薩摩甲冑隊の勇壮な姿
凛とした立ち姿も美しい薩摩甲冑隊の皆さん
撮影角度の関係で個別で撮影できなかったのが悔やまれる・・
鉄砲隊の方々の火縄の煙がかかると雰囲気がより引き締まります。
渋すぎる・・(^O^)
立ち姿、歩く姿、構え方、単純に甲冑を装着しているわけではなく、動きや表情など甲冑と共に武士の精神をまとっている雰囲気がとにかくすごい!
今回は鶴丸城跡で行われた”御楼門フェスティバル”で、お姿を拝見させていただきましたが、その他の県内の歴史イベント(妙円寺詣りなど)でお会いできる機会があると思います。
是非とも薩摩甲冑隊の勇壮な姿を見れる機会を作ってみてくださいね。
薩摩日置鉄炮隊の演武
続けてご紹介するのは、薩摩日置鉄炮隊の演武
2017年に有志により結成され、火縄銃を使った当時の島津の戦術なども演武で表現されています。
ド迫力の大筒。最初は音にビクッ!となります(^-^;
発砲の瞬間も見どころですが、実は後ろ姿もカッコイイ!
発砲後の煙が戦場の雰囲気を出してくれるので、写真的には煙があったほうが時代感を出してくれます。
続けて、妙円寺詣りの際の演武の様子
凄く鍛錬されているのがわかります。私がやったらおそらく失神すると思います。。
捨て奸(すてがまり)または座禅陣と呼ばれる戦術の再現。火縄の火種に息を吹きかけて強くする瞬間。時代劇の一幕のよう
戦術のわかりやすい説明、機敏な動き、本当によく鍛錬をされています
後ろ姿もしっかりと
そして今回、奇跡的に撮れた一枚。アングルや構図、時代感もばっちりでした。
薩摩日置鉄炮隊の方々も県内外各地のイベントで演武を披露されています。歴史好きでない方も、この演武は見た方がいいです!火縄銃の迫力、是非とも直接体感してください!
撮影小話
日頃、風景撮影が多く人を撮影することは少ないのですが、今回、薩摩日置鉄炮隊と薩摩甲冑隊の皆様のお姿を撮影する上で重視していたことがあります。
それはやはり時代感です。
写真自体はできるだけ、クッキリとクリアな感じで仕上げず、あえて画質を落としたような編集に。そして、構図はできるだけ背景に現代の建造物、見学の方々が入らないように努力したつもりでしたが、まだまだなところもありました(^^;)
なので、今後も薩摩日置鉄炮隊と薩摩甲冑隊の皆様の活動を追っかけたいと思います(笑)
参考リンク→『薩摩日置鉄炮隊公式Twitter』
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最初は甲冑姿や火縄銃の迫力だけに目がいってしまいますが、記事にも書いた通り、それだけでなく、動きや表情など、鍛錬を重ねて培われたそれぞれの隊の皆さんが、纏っている武士の精神を感じとっていただけたら嬉しいです。
それではまた(o・・o)/~