春になって桜ばかり追っかけていたのですが、今年も残念ながら桜シーズンが終わってしまいました。。
桜が終わるとしょぼん…と、外に出る機会が少なくなる方もいらっしゃると思いますが、新緑の季節、そして、気候としても暑すぎず寒すぎず、とてもおでかけしやすい時期、これをこもってしまうのはもったいない!※感染対策はしながら(;´∀`)
と、いうことで、どっか行こうかなーと思案していたところ、鹿児島県より自宅に一つのカレンダーが届きました
「かごしま・人・まち・デザイン賞」のカレンダー(^^)/
「かごしま・人・まち・デザイン賞」は,県内の良好な景観の形成に特に功績があった方々を表彰することにより,県民の皆様方の良好な景観の形成に対する認識を高めていただき,個性豊かで魅力あふれる景観の形成を推進することを目的として実施するものです。
令和元年に行われた「かごしま・人・まち・デザイン賞」受賞地域、受賞建物を対象にしたフォトコンテストで受賞しましたので、その写真が使われたカレンダーを送ってくださったようです※ありがとうございます<m(__)m>
「かごしま・人・まち・デザイン賞」は、地域の魅力的な場所を発見するのにとても役立っています。過去の受賞も含め一度ご確認いただきたいところです→「かごしま・人・まち・デザイン賞」
で、頂いたカレンダーをパラパラとみていくと、これは!と思う場所を発見!
それが今回ご紹介する「第7回かごしま・人・まち・デザイン賞 自然・歴史的景観部門受賞」曽於市財部町にある”上鶴橋”です!
上鶴橋の場所は?
県道482号塚脇財部線の財部記念病院~財部郵便局までの間の脇道の先にあります。
より具体的に説明しますと、財部記念病院から財部郵便局へ向かう途中、左手に「本切通公民館」があります。
※下記参照(本切通公民館と周辺)
これを少し進むと右手に小道がありますので、そちらに右折。※下記は右折場所になります
そのまま小道をちょっと進むと橋とは気づかない間に橋を渡ってしまいます(笑)そして、下の写真のように坂道を下ります。下の写真で左手は杉林などがありますが、現在は下りきった先の道路側を砂利で整地し、車が停められるように整備されています。※R3/4現在
- 住所:鹿児島県曽於市財部町南俣
- 地図(GoogleMap)
上鶴橋の様子
到着すると駐車場スペースから橋の架かる川を眺められるのですが、想像よりはるかに高低差がありビックリ!端の方からも降りられそうですが、より安全に降りられる場所は・・と、探していると、そばの田んぼで草刈りをされていたお父さんが畦道を通してくださいました。
おそらくその畦道がアクセスに最適と思われますが、現時点でこのルートが一般的に解放されるのか?それともお父さんの好意かはわかりませんでしたので、確認の上で通ることをお願いしたく思います。
さて、川沿いにたどり着き橋の方を眺めてみると…
おおお…でけぇ…(;'∀')
普通に自分の身長ぐらいの水路みたいなのを想像していたので、大きさにびっくり!
なんでも、アーチ空洞部分は川面からの高さが約7.5m、中央部分の幅は約5mもあるとか
なお、この天然アーチがどのようにしてできたのか?については、「市報そお vol.143号」をご覧ください(*^-^*)
そして、この川の深さと水の勢いにビックリ!
下流は川底が高くなり川幅も広がって、水しぶきをあげて流れていきます。
幻想的な緑の光景
川沿いの岩場は苔がありますので、少しすべりやすいかもしれません。また、前日までの雨量にもよると思いますが、水の勢いが結構あるので、お子様がいらっしゃる場合は十分注意したほうが良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した「上鶴橋」の天然アーチは、2016年(平成28年)に地元の郷土愛好家の方によってシラスでできていることが発見され、新聞などでも話題になったそうです。
私も実際に訪ねてみて、凄く驚きましたし、水の流れや音、緑に癒された場所でもありました。
ただ、今まで人がほとんど踏み入れていなかった場所。綺麗な環境を保てるように、ゴミを捨てたり、地域の方にご迷惑をおかけしないように、静かに楽しんでいただけたらと思います。
それではまた(o・・o)/~