花尾神社:安産祈願でも有名なさつま日光!丹後局様のお墓と田の神さぁの元祖を訪ねて

 

花尾神社。鹿児島で有名なこの神社ですが今まで一度も訪れたことがなかったので、今回初めて行ってみました!

アクセス

鹿児島市内方面からなら、鹿児島市小山田から県道211号を北上し、旧郡山町の花尾地区を目指します。

バリアフリー情報

境内まではスロープがありますので車いすでも大丈夫です。

地図

花尾神社とは

初代島津忠久公は源頼朝卿の庶子と伝えられ、丹後局はその生母である。忠久公が薩日隅三州の守護職に任ぜられ下向した健保六年、花尾山の麓に御堂を建て頼朝卿の御尊像を安置したのが当社の始まりとされる。 「花尾大権現廟記」によると、忠久公は養父惟宗広言と丹後局を薩摩に迎え、広言を市来の地頭職に任じ、丹後局には厚地村。東俣村を与えられたので、局はここに居を構えたという。 また僧永金は丹後局が厚く帰依した僧で、当社の別当寺平等王院及び付属三十六坊の開山となった人である。安貞元年丹後局が亡くなると遺言によりこの地に葬り、僧永金もまたここに祭られたという。参道上側に、丹後局・僧永金及び鎌倉から随従の武臣の墓が現存する。 最初の社殿は花尾山の頂上にあったと伝えられ、歴代藩主が崇敬し保護したため、社域は壮麗を極めた。現社殿は正徳三年建立の権現造で、三室の格子天井には約四百枚の草花の絵が極彩色で描かれてており、その華麗さから「さつま日光」と称される。 丹後局が忠久公を産する時、稲荷明神の助けで安産であったことから、特に安産の神としての信仰が篤く、局の墓の苔をお守りに戴く習慣がある。

御祭神は、源頼朝公、忠久公の母である丹後局、それに従いこの地で永眠した僧 永金阿闍梨、源氏のルーツとされる清和天皇

現地レポート

それでは現地レポートを(^^)/

さつま日光

現存する花尾神社の社殿は1713年に建立され、さつま日光と称され、格子天井に描かれた約四百枚の草花の絵や、彩り見事な彫刻や装飾に目を奪われます。

天井にもようがあるのがおわかりになりますでしょうか??

右手には

お隣にはお稲荷様と春日大明神も。島津家の守護神ですからね。。元々は参道途中にある山手側にあったようです。

山手側には祠なども。廃仏毀釈の徹底した神仏分離で、花尾神社にあったお地蔵様なども破壊されたようです。

丹後局とは

島津忠久公の母である丹後局様は、源頼朝公の乳母である比企尼(ひきのあま)の娘で、頼朝公の寵愛を受け子を身ごもったのち、鎌倉を離れます。そして、摂津国(大阪)の住吉大社で雨の中、産気づき困り果てていたところを、住吉大社の末社である稲荷社の神狐が狐火の加護を与え、無事に島津忠久公を出産したといわれています。

このことから、島津家は狐のご加護を受けていると考え、お稲荷様を信仰するようになります。そして、鹿児島での雨は「島津雨」と呼ばれ、良いことが起きる兆しとされているのです。

 

雨と言えば狐の嫁入りも雨というのが大事なポイントですので、雨と狐というのは、なにかしら縁を感じさせるものです。

丹後局荼毘所跡

参道の途中、左手にある丹後局荼毘所跡。この地で亡くなった丹後局様が荼毘にふされた場所と言われています。

この地には、島津家20代当主島津綱貴公の命により、元禄2年(1689年)六地蔵塔が建立されましたが、破損してしまったため、25代当主であった重豪公が文化2年(1805年)に再建します。ところがその地蔵塔も明治の廃仏毀釈で排斥されてしまい、現在の碑が建立されました。

地図

Googleに登録提案中

丹後局のお墓

荼毘所跡よりもさらに手前の右手には、丹後局様のお墓があります。

丹後局様のお墓だけでなく、多数の石塔がならびます。

祭神にもなっている僧 永金のお墓

そして丹後局様のお墓である多宝塔です

細かく島津家の家紋が刻まれています

その隣にある御苔石。表面を削り取りお守りとすると安産にご利益があるといわれていたそうですが、これが元々のお墓だと言われています。

地図

丹後局御腰掛石

参道よりもさらに手前の道の右手に、丹後局様が腰を掛け休まれたという石が残ります。

この後ろの道の先に、花尾神社の仁王像があるらしいのですが、時間の都合上、訪ねることができませんでした。また再訪の折にお参りしようと思います。

地図

田の神さぁの元祖

なお、お墓のさらに奥には、田の神さぁの元祖といわれる一石五輪塔があります

最初は五輪塔の形で祈願したものだったのですね

まとめ

丹後局様が安産だったことから、花尾神社には今も安産祈願が絶えないようですね。丹後局様の荼毘所やお墓は、段差などもあり、妊婦さんにはリスクがある場所なので、旦那さんやそのご家族様にお参りをおすすめします。

西郷どんを楽しむ企画

明治維新と西郷どん
島津家の歴史

LINE@配信中

鹿児島のグルメ情報を月に数回配信中!
月一回のランチ無料抽選会も開催しています!
友だち追加
Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2018 takuya noda

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

焼酎や蔵元情報はだれやめ日記へ





関連キーワード
  • ここは南の島??坊津 沖秋目島付近の空撮
  • 【指宿】マサラマスター:接客も素敵な某コンビニ跡に誕生した本格インドカレー店
  • 【天文館】AngeloCafe(アンジェロカフェ):鹿児島では珍しい西海岸風の街中カフェ
  • 潮音の丘
    阿久根市 潮音の丘
  • 【肝付町】道隆寺跡:地域の多大な努力と協力によって整備された鎌倉期建立の名刹
  • 南洲翁開墾地跡:西郷隆盛による開墾事業の跡