【伊佐市】郡山八幡神社:最古の「焼酎」の文字が発見された国指定重要文化財

曽木の滝の紅葉を楽しんだあと、どうしても寄りたいところがあり車を大口北方方面に走らせました。

その場所とは、確認されている中で日本で最も古い「焼酎」の文字が発見された場所「郡山八幡神社」です。

2020年の郡山八幡神社の紅葉はコチラ⇩

アクセス

国道268号大口~水俣間を入った筋にあり、国道からも大きめの案内がありますのでわかりやすいです。

住所

伊佐市大口大田1549

駐車場

コンクリートやアスファルトの整地はなく砂利約15台分

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地図

郡山八幡神社とは?

御祭神は神功皇后

菱刈氏の始祖重妙が建久四年(1193年)に封を受け、同五年八月領内を巡視の時、郡山で一老翁に遭い「吾は豊前の宇佐八幡である。吾をここに祭れば、汝の子孫を守護しその永福を祈るであろう。」といわれ、そこで豊前宇佐八幡の神霊を勧請し建立したのがはじまりという。一説には保元二年(1157年)八月の勧請とも伝える。 本殿(蟇股に残る文字から永正四年の建立と思われる)は国指定の重要文化財で、室町及び桃山形式の手法と、琉球建築の情調が強く加味されている。現在の本殿建物は昭和二十九年国の手で復元修復されたものである。その際発見された落書に、「焼酎」(永禄二年八月十一日付※1559年)の文字が見え、今も昔も変わりなく薩摩人に愛飲されていることを示す貴重な資料である。

社伝より
この落書というのが、神社の改修をした大工二人によるもので、なんでも神社の座主(神主さんのこと??)がケチで焼酎を一度も飲ませてくれなかった!というもの。。(゜o゜)
この落書が歴史的な資料となる運命の皮肉。。
そして、当時も今も変わらない焼酎愛!!
いろんなことを感じさせられます。

現場レポート

立派な案内があります。

仁王像

参道入口には二体の仁王像。そして破壊の跡。。歴史ある神社に破壊された仁王像。なぜかと思ったら、この地には郡山八幡神社の別当寺(神社を管理するために置かれた寺)となる郡山寺というお寺があったらしく、その系統の仁王像と考えられます。享保六年(1727年)造立とのこと。当然ながら郡山寺は廃仏毀釈で破壊されてしまったということですね。。

紅葉

参道に入ると左手にもみじが綺麗に色づいていました(^^)/

実によい雰囲気です!

人が全くいない。。もったいない。。

社殿

社殿、本殿共に朱が際立ちます。安産祈願、そして焼酎の造り手の方々の参拝も多いそうです。

本殿

国の重要文化財である本殿。先の説明だと昭和29年に復元修繕したものの基本的には450年以上前のもの。琉球文化も取り入れた建築なんだとか。。

歴史の重みでしょうか。。京都にいるような感覚になります。

まとめ

管理人も日頃、焼酎の日記(鹿児島だれやめ日記)を書くぐらい焼酎好きですので、この地を尋ねられたことは本当に感慨深いです。

 

また、それと同時に地域にはまだまだ良い雰囲気を持った神社があり、凄い文化財があり、人知れず紅葉が美しい場所があるものだな。。と

 

まさしく「再発見!」ができた最高の伊佐日帰り旅でした!(^^)/

それではまた(o・・o)/~

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