内之浦方面から岸良海岸に向かい、岸良海岸を左手に眺望できる休憩所の手前の橋。
海岸ばかりに気を取られると気付かない可能性もあるが、右手の山に、なだらかな滝がある。これが高田の滝だ。
概要
落差約25m長さ約50m。
雨の日のあとなど、水量が豊富であればなかなか見ごたえのある滝ではないだろうか。
この日の水量は少なめだが、岩盤を流れ落ちる水の音が心地よい。
そして、気付いたことがある。
人工ゴミのない滝
薩摩半島の滝は、どうしても付近にビニール、プラスチックなどのゴミが目につくが、ここにはない。
あるのは、木の枝や竹といった自然のものばかりだ。
驚くことに国道沿いにありながら、古来より、変わらない滝の姿、自然の姿がここにはある。
あちこち県内を巡り、自然と対峙すればわかるが、自然に帰らないゴミがしばしば目につく。
いずれは、こういったものを清掃していく活動を。。と思いながら、その時に、何もできない自分に心が痛くなる。。
それは、余談であるが、やはり大隅の自然は本土として偉大である。
そう再認識させられた滝だった。
高齢者・障害者向け環境情報
車から眺めることも可能。国道ではあるが交通量は少ない。ただ、停車する際は、通過する車に迷惑のないようにしていただきたい。