鹿児島市平川にある錦江湾公園
※参考記事
鹿児島市平川 錦江湾公園
この公園の象徴となっている「H-2Aロケット」
実はこれ、かつて博覧会の象徴であった事を最近の若い人は知らないかもしれない。
その博覧会の名は「サザンピア21」
サザンピア21とは?
鹿児島市政100周年を記念し「火山と未来」をテーマに谷山一号用地で催された博覧会だ。
驚きなのは来場者数。
平成元年3月16日から5月14日までの開催期間60日間で88万人の来場者が訪れたという。
平川動物園の来場者数が年間50万人~60万人らしいので、その驚異的な数字に当時の盛り上がりを読み取ることができるだろう。
13のパビリオンがならび、その中には無重力体験や立体映像など体験型のアトラクションもあった。
小学生だった管理人も、親に連れられ、未来を夢見ながら楽しんだ想い出がある。
なんとなく懐かしみながらインターネットを検索してみたが、残念ながらサザンピア21に関する写真はネット上でも乏しい。。
貴重な資料
だが、幸いなことに、鹿児島市広報デジタルアーカイブにて保存されている、当時の「かごしま市民のひろば」に記述や写真が見られたのでご紹介しよう。
サザンピア21のテレホンカード
なお、サザンピア21関連のテレホンカードやオレンジカードは、時々オークション等で出ている。せっかくなので今回、思い切って購入してみた。
このキャラクターにピンと来た人は、その多くが昭和60年代以前に生まれた人だと思う。
サザンピア21のオレンジカード
また、こちらは昭和64年3月16日から5月14日の記載がある。昭和天皇の崩御を当然想定できるわけもなく。。平成元年なんて事前にできるはずもない。そのまま売り出された貴重な一品といえるだろう。
公式記録なるもの
このサザンピア21の公式記録なるものがあるらしい→サザンピア21公式記録
さらに調べてみると鹿児島女子短期大学の図書館にも所蔵されているようだ
まとめ
何にしてもこれだけ盛り上がった博覧会があった事。
そして、そこには多くの笑顔や子供の夢が広がっていた事。
当時、子供だった自分たちが、今度は今の子供たちに夢を描いてもらえるような鹿児島にしていきたいと、サザンピア21を振り返りながら思った次第でございます。。
それではまた(o・・o)/~